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霊能者が語る運命とカルマ

霊能者が語る 貴女の運命を左右するカルマ

■カルマ(業)とは何か?

貴女は「カルマ」という言葉を知っていますか?カルマとは「行ない」という意味を持っています。良い行ない(カルマ)には良い結果が、悪い行ない(カルマ)には悪い結果になるということを示しており、仏教の因果応報(物事のすべてには原因と結果がある)という思想を説明したものです。前世でどれだけ善行、悪行をしてきたかということによって、現世の境遇が決まるということなのです。カルマというのは、良いことも悪いこともすべて現世へ返ってきます。特に悪いことに関しては、影響が強く表れます。 では実際、前世での影響がどのように現れるのでしょうか?実際にいくつか例を挙げてみましょう。例えば、前世で人に対して暴力をふるっていたとしましょう。そうすると現世ではそのカルマにより、貴女自身が暴力をふるわれ苦しむ側になります。また、前世で不倫関係になり相手を奪うようなことをしていると、現世では逆に相手を奪われることになります。前世で人に負わせた傷を、現世で自分が受けるようになってしまうのです。お金に関しても影響は出てきます。人を騙してお金を稼いでいた人は、お金を騙し取られてしまうことになりかねません。
もしも貴女がそこで、「自分がひどい目に遭っているのだから、仕返ししてやろう」と思ったらどうなってしまうのでしょう。「人を呪わば穴ふたつ」という諺があります。人を恨んだり呪ったりすれば、すべてそれが跳ね返ってくるということです。貴女が仕返しすることを考えれば、悪いカルマはどんどんと溜まっていき、前世から現世、そして来世へと引き継がれていってしまうのです。そうなると、悪い状況からずっと抜け出ることができなくなってしまいます。状況が悪いからといって仕返しをしたり、誰かのせいにしたりしている限り、悪いカルマはなくなりません。それどころか、来世にまた悪いカルマを引き継いでしまうのです。

■カルマを断ち切るためには

人が生きている限り、カルマは生まれます。ではどうすれば悪いカルマを断ち切ることができるのでしょうか?カルマは過去に行なったことの報いであり、与えられた試練なのです。ですからカルマ自体を完全に消し去ることはできません。これを乗りきってこそ、人として成長していくことになります。できるだけカルマの悪い影響を受けづらくすることが大切なのです。まずは何が善くて何が悪いことなのかを見極めることです。本人は善いと思っていることであっても、実は相手にとっては決して良いものではない場合があります。自分にとっての善悪だけではなく、相手にとって、また周囲にとって、さらには世の中にとって良いものか悪いものかというのをしっかりと考え、良い行ないをすることです。良い行ないが具体的に浮かばないのであれば、悪いと思っていることを辞めることから始めてみましょう。それだけでも充分効果はあります。
また、「こんなことでもいいの?」と思うようなことでもかまわないので、できるだけ良い行ないをしていくことです。しかも人に見せびらかすのではなく、人が目にしないようなところでしっかりと善行を繰り返すことです。これを陰徳というのですが、できるだけ陰徳を積むよう心がけましょう。それほど大げさに構えることはありません。例えば、困った人がいたら手を貸してあげる、乗り物で席を譲ってあげる、落ちているゴミを拾って捨てるなど、小さなことでかまわないのです。それを一時的なものではなく、日々積み重ねていくことが大切です。そうやって陰徳を積むことで、悪いカルマの影響を受けにくくなっていくのです。
また、できるだけマイナスなことを考えないようにすることです。先ほどカルマには、悪いことも良いことも含まれているというお話をさせていただきました。マイナスなことを考えないよう心がけていけば、小さなことでも幸せを考えることができるようになります。それが人に対して親切にできる、愛情を注げるという行動に結びついていくのです。そうすることで、悪いカルマよりも良いカルマが全面に出てくるようになっていきますので、できるだけプラスのことを考えるようにしていきましょう。そうすることで、良いカルマの影響を受けるようになっていくことでしょう。